小学生の皆さんと交流しました。【地域支援課】
認知症サポーター養成講座
12月7日、漆山小学校4年生を対象に認知症サポーター養成講座を行いました。
小学校を訪れると昼休みだったこともあり青空の中、雪の積もったグラウンドで遊ぶ子供たちの元気な声が聞こえてきました。
認知症の説明では真剣に耳を傾け、一生懸命メモをとって聞いてくれました。
後半は、「道に迷ったおばあさん」の寸劇を見てもらい「自分だったらどうしてあげますか?」とインタビューをしました。 「おんぶしてあげる。」、「足腰が痛そうだから手を引いてあげる。」、「道を教えてあげる。」と優しい言葉がたくさん聞かれました。
認知症の方が道に迷って困っている時に、子どもたちから優しく声をかけられたらどんなに嬉しいだろう、大人にはできない子供たちにしかできない支え方があるように感じました。
白寿荘西で交流会
12月11日と18日の2回、漆山小学校4年生と白寿荘西ご利用者の交流会が行われました。子どもたちは、高齢者についての事前学習や認知症サポーター養成講座を受けての交流です。それらの学習をふまえて、「どんなことができるのだろう」「交流するには何が良いのだろう」とクラスで考え準備をしてきてくれました。
最初はお互い緊張していたようですが、昔ながらのお手玉やあやとり、将棋などを一緒に楽しんでいるうちに、なごやかな雰囲気に包まれました。子供たちのお年寄りの心をつかむ力は、大人にはとうていかないません。子供たちと過ごしている時の、お年寄りの方々の優しさに溢れた笑顔は何よりもそれを物語っていました。