みんなでちまきを作りを行いました!
新型コロナウィルスが猛威を振るい、オリンピック、甲子園など、各地のイベントが中止になっている中、
毎年6月に行われるまき夏祭りも中止となってしまいました。
巻の祭りでは各家庭で団子を作って食べたり、親戚に配ったりする風習があります。
ご利用者も、昔は笹団子や草餅、ちまきを作ったというお話を教えてくださいます。
この辺の地域では、団子=まき夏祭り というイメージです。
本当は、みんなで笹団子を作りたいところでしたが、より多くのご利用者の方が食べられるように、
今回は新型コロナウィルスの対応をしたうえで、6月中旬にご利用者と一緒に「三角ちまき」を作りました。
ちまきの葉っぱ(笹の葉)やちまきを縛る紐(スゲ)を見るだけで
「ちまきだね。」という言葉が聞かれ、自然と笑顔が見られました。
ちまきを作る講習会で講師をしたことがある方がおられ、職員のちまきの巻き方を見て
「それは左巻きだね。私は右巻きだよ。」
「初めてにしては上出来だね」 と職員に優しく教えてくださいました。
また、ちまき作りは初めてと言われる男性のご利用者も、器用に職員と一緒に作られていました。
完成しました!
午前中に作り、15時のおやつに美味しく頂きました。
皆さん一口食べると口々に、「おいしい!」「うまい!」と言いながら、あっという間に
完食されました(^o^)
今回初めてちまき作りを行ってみて
特に女性の参加者は作る時に集中して作られている様子が印象に残りました。
祭りの時は子供や孫のために団子やちまきを作り、
「美味しかったよ。」と言われるのが張り合いだったのだろうな、と感じました。
新型コロナの中で、いろいろと生活様式が変わってきています。
少しでもご利用者の皆様がストレスなく楽しめるように、職員一同アイデアを出し合っていきたいと思います。
今回の三角ちまき作りの職員の工夫
①職員が試しに作り、多職種で試食し、やわらかさを確認。
②お粥を食べられている方にも食べられるように笹に巻く時に、もち米の量を若干少なめにした。
→そのことで温かい状態であれば柔らかい状態で一口大に切って食べることができる。
③どうしても食べられない方に関してはプリンを提供させていただいた。