鬼を落とし 鬼を食べて 春を待つ
巷では鬼滅の刃が大流行りですが、鬼といったら、日本古来からの伝統行事「節分」ですよね。
ご入居者に季節と楽しさを感じていただけるように、ケアハウス特定で節分イベントを行いました。
まずは、厄除けのために、ダルマ落としならぬ鬼落としをご入居者にやっていただきました!
童心に帰ったようなはじける笑顔!
この虎柄の鬼落としは職員が作りました。
目が見えづらい方でも当たりやすいように大きく、ぶつかってもケガをしないようにと、段ボールを切り出して作成しました。
それ!
ダイナミックに倒れても楽しいですよね。
「久しぶりにやって楽しかった」と話すご入居者もいて、鬼落としは盛り上がり、順番待ちが出るほどでした!
もちろんイベントには美味しいものが欠かせません。
おに抹茶プリン
こちらも職員手作りです。
ご入居者に喜んでもらいたいと、可愛い鬼の顔を描きました。
午後のお茶の時間に召し上がっていただきました。
かわいいね、とご入居者も笑顔に。
「食べるのがもったいないね」としばらく眺める方も
笑顔が見られてこちらも嬉しくなります。
美味しいと好評で、皆さん良い表情で召し上がっていました。
噛む力や飲み込む力が弱く普段は皆さんと違うお食事を食べている方にも抹茶プリンを提供したところ、みんなと一緒のものを食べられたと喜ばれていました。(角のお菓子は取り除く等その人に合わせています)
感染症対策のため大きなイベントは難しいですが、対策をしつつご入居者に楽しんでもらえるように工夫して行事を開催しています。
節分が終わると暦の上では春です。まだ寒い日が続いていますが、ご入居者と心温まる日々を過ごしながら春を待っています。