巻東中学校に行ってきました!
令和5年10月2日(月)巻東中学校で「認知症サポーター養成講座」を行いました。
認知症サポーターとは何か特別なことをする人ではなく
認知症について正しく理解し、温かい目で見守る「応援者」のことです。
まき福祉会では、巻地域に見守りの目を増やすため
中学校だけでなく老人クラブや民間企業などでも講座を行っています。
巻東中学校での認知症サポーター養成講座は、今年で8回目の開催になります。
総合学習の時間を使い、3年生の生徒さん93名に
●認知症とはどんな病気か
●どんな症状があらわれるか
●その時、周囲の人はどのように接すれば良いのか
などについてお話しさせていただきました。
巻地域では、10月13日(金)に初めて「認知症行方不明者捜索訓練」を行います。
行方不明になった認知症の人を発見した時どう対応すればいいのか
実際に地域の中で実地訓練するという試みです。
今回はその事前学習を兼ねて、地域の方も10名参加してくださいました!
「認知症という言葉を知っている人?」― ほとんどの生徒さんが手を挙げてくれました。
職員による寸劇。
このような場面に遭遇した時、みなさんならどうしますか?
グループワークで集まった意見には、「警察に行く」「安全な場所に付き添ってあげる」など
様々な意見があり、職員も勉強になりました。
まとめのパートでは、認知症をさらに身近に感じてもらうため
この西蒲区で起こった行方不明事例や死亡事例もお話ししました。
「地域に気になるお年寄りはいませんか?」
皆さん、頷きメモを取りながら真剣に話を聞いてくださっていました。
正解がわからなくても、みんなで話し合いたくさんの意見が出ていたことが印象的でした。
これでまた、巻に100人以上の見守りの目が増えました!
困っている高齢者を見かけたら、まずは一言、優しく声をかけてください。
巻東中学校のみなさん、どうもありがとうございました (*^^*)